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~「思い」と向き合うことができる訪問看護~
現在の仕事内容を教えてください
作業療法士として勤務しています。作業療法は一言で言えば「リハビリ」になります。心身のリハビリはもちろんですが、セノーテでは一緒に外出する練習をしたり、復学や就労に向けての支援や、自宅での過ごし方を考えたり、利用者の方の生活状況やライフステージに応じた幅広い介入を行っています。日々の生活の中で「こんな生活がしたい」「こんなことをしてみたい」という思いを叶え、その人らしさを引き出せるような関わりを目指しています。
入社のきっかけはなんですか?なぜセノーテに入社しようと思いましたか?
セノーテに入るまでは精神科病院で13年働いていました。病院では業務に追われたり、主に集団を対象にした活動をしていたため、なかなか一人一人の思いに向き合って関わることができずにいました。もっと個別に関わりたいと思い、一対一でじっくり関わることのできる訪問看護に興味を持ち、入社を決意しました。
入社前、セノーテの事は知っていましたか?どのようなイメージを持って応募しましたか?
山口のステーションは当時開設して間もなかったこともあり、知りませんでした。ハローワークで初めて知り、ホームページを見て調べました。精神科認定看護師も多く在籍していることや、作業療法士が在籍していることで専門性の高い関わりをしていることに魅力を感じました。またホームページや面接の際の事務所の雰囲気から上品でオシャレだなと感じていました。
実際に入社してみた感想はどうですか?
入社前は病院外での勤務経験がなかったため、どんな関わりを求められるかなど不安もありましたが、今となっては毎日の勤務に充実感があり、楽しく業務に当たれています。
セノーテに入ってよかったと思うことは?
以前より利用者さんと密に関わることができて、向き合うことができていると感じています。個別性を大切にしながら、何に困っていて、どんな生活をしたいのか、じっくり話を聞くことができています。病院では見ることのできない実際の生活を見ることができることは、今でも驚きや勉強の連続です。
どういう時にやりがいを感じますか?
問題を一緒に乗り越え「ありがとう」など感謝の言葉をもらった時は、この仕事を選んでよかったと感じます。作業を通して普段と違う一面を引き出せた時や、表情が豊かになった時もやりがいを感じます。
仕事の中で大変な事はなんですか?
利用者の方とコミュニケーションを取る中で、うまくコミュニケーションを取れないこともあります。言葉の解釈の違いなど、ちょっとしたボタンのかけ違いが発生することもあります。利用者の方が何を伝えたいのか、行動にどんな意味があるのか、一人一人違った意味を持つので、解釈することに難しさを感じています。
自身の成長やスキルアップのために取り組んでいることはありますか?
可能な限り勉強会への参加をするようにしています。事業所内での勉強会の他にも、学会への参加もしています。スタッフとの連携を取る中で、他のスタッフの考え方を聞いてみたり、自分とは違った視点からの意見も勉強になるため、積極的に聞くようにしています。
職場の雰囲気はどうですか?
普段は一人で訪問するため、全員が顔を合わすことは少ないですが、顔を合わせた時は利用者の方の情報を共有したり、雑談したり、みんな仲良く、連携も取りやすいです。上司も業務のことだけなく、体調面も気にかけてくれたり、相談しやすく雰囲気の良い職場です。子供が産まれたときには、男性でも快く育休を取ることができ、育児の時も非常に助かりました。
どういうタイプの方がセノーテで活躍できますか?
精神科の訪問看護では時間をかけて利用者の方と関わることができます。一人一人の方の思いと向き合いながらじっくり関わりたい方にはオススメです。一人での訪問が基本となり、幅広い知識も必要となるため、精神科に関するケアや勉強熱心な方が向いていると思います。
休みの日は何をして過ごしていますか?
希望休も取れるので、年に何度か家族旅行に行っています。あとは、身体を動かすことがすきなので、時々ゴルフのラウンドに行ったり、マラソンを走ったり、体を動かしてリフレッシュしています。
将来の夢や目標はありますか?
精神科医療は病院から地域への移行を目指していますが、なかなか進まないのが現状です。訪問看護ステーションの作業療法士として、一人でも多くの方が地域で自分らしく生活できるような受け皿となるよう、地域医療の一助を担えればと考えています。また、精神科では作業療法士は病院での勤務がほとんどです。精神科訪問看護ステーションに作業療法士がいるということで、やれることが多くあるということを多くの方に認知してもらえるように励んでいきたいです。