筑豊ステーション

所長メッセージ

筑豊ステーションは、精神・発達・知的障害の看護と、誰も経験したことのない高齢化の著しい地域の特徴を踏まえ、より良いケアを提供することが私たちのミッションとなります。精神科看護は、1986年に医療機関からの訪問看護が位置づけられ、精神保健福祉施策の流れの中で訪問看護の実践者や研究者がより良いケアを探求してきました。例えば精神科訪問看護師は、傾聴やアセスメント、服薬支援、受療のサポート等の支援、他者との関係構築支援、様々な医療チーム・支援者間の調整や情報共有を行い、中長期的な視点で利用者をとらえ、利用者の主体性や自己決定を尊重した看護を提供します。豊富なリソースのある都市部とは違い限られたリソースを活用しながら看護師としての新たな創意工夫が求められます。筑豊ステーションは、培った経験・伝統・歴史を守りつつ、新たな創意工夫、活動内容を検証・研究し次世代への貢献に取り組みます。