お子さまの発達障がいを解説します。
発達障がいとは？
発達障がいは生まれつきの特性です。
脳の働き方に違いがあり、行動や情緒に特徴があります。
きちんと理解することで、子どもさん本人や家族・周囲の人が日常生活を過ごしやすくなります。
病気の種類と症状
発達障がいの大まかな種類は以下のようなものがあります。
| 種類 | 主な症状 | 主な病名 |
|---|---|---|
| 広汎性 発達障がい |
他者とのコミュニケーションに障がいが生じること。 | 自閉性障害（自閉症） |
| 言語の発達は良好だが、興味について特異性が見られること。 | アスペルガー症候群 | |
| 知能や言語能力に遅れが見られ特異な動作を繰り返す。女児に多い。 | レット症候群 | |
| 以前出来ていたことが出来なくなる障がい。男児に多い。 | 小児期崩壊性障害 | |
| 主にこちらで判定されることが多い。 ※「非定型自閉症」 相互コミュニケーションや自発的発言に対しての障がいと行動や興味が限定され、反復を行う障がいの内、1 つ以上は明らかに存在する症状のこと。 |
特定不能の 広汎性発達障害 |
|
| 学習障がい | 文字と聞く音を結び付けることが難しい。 | 読字障がい （ディスレクシア） |
| 簡単な計算を行うことが難しい。 | 算数障がい （ディスカルキュリア） |
|
| 文字を書くことが難しい。 | 書字障がい （ディスグラフィア） |
|
| 注意欠陥・ 多動性障がい |
年齢に関係なく、不注意や落ち着きのなさがあるという特徴を持つ。 | |
| 協調運動 の障がい |
身体の複数の部位を同時に動かす動作が極端に苦手な障がい。 例えば、縄跳び（手首を回しながら、縄をジャンプする）が出来ない。 |
|
| 言語 の障がい |
コミュニケーションが円滑に進まない障がい。 例えば、発音が不明瞭、話すリズムがスムーズではない。 |
広汎性発達障がい
主な症状
他者とのコミュニケーションに障がいが生じること。
主な病名：自閉性障害（自閉症）
主な症状
言語の発達は良好だが、興味について特異性が見られること。
主な病名：アスペルガー症候群
主な症状
知能や言語能力に遅れが見られ特異な動作を繰り返す。女児に多い。
主な病名：レット症候群
主な症状
以前出来ていたことが出来なくなる障がい。男児に多い。
主な病名：小児期崩壊性障害
主な症状
主にこちらで判定されることが多い。
※「非定型自閉症」
相互コミュニケーションや自発的発言に対しての障がいと行動や興味が限定され、反復を行う障がいの内、1 つ以上は明らかに存在する症状のこと。
主な病名：特定不能の広汎性発達障害
学習障がい
主な症状
文字と聞く音を結び付けることが難しい。
主な病名：読字障がい（ディスレクシア）
主な症状
簡単な計算を行うことが難しい。
主な病名：算数障がい（ディスカルキュリア）
主な症状
文字を書くことが難しい。
主な病名：書字障がい（ディスグラフィア）
注意欠陥・多動性障がい
主な症状
年齢に関係なく、不注意や落ち着きのなさがあるという特徴を持つ。
協調運動の障がい
主な症状
身体の複数の部位を同時に動かす動作が極端に苦手な障がい。
例えば、縄跳び（手首を回しながら、縄をジャンプする）が出来ない。
言語の障がい
主な症状
コミュニケーションが円滑に進まない障がい。
例えば、発音が不明瞭、話すリズムがスムーズではない。
周囲が気をつけるべきこと
本人が持つ症状の特性を家族・学校の先生や友人などの周囲の人が理解し、個別の症状にあわせて過ごし方を工夫することが大事です。
持っている力を活かしやすくすることで、日常の困難を軽減することが出来ます。
発達障がいは、生まれつきの脳機能の発達にかたよりがあることから表出される障がいです。
お子さまの特性を「わがまま」としたり、親の育て方などが悪いなどとすることなく、周囲の理解が大切です。
