こんにちは。セノーテ訪問看護ステーションの入江です。
みなさん、「訪問看護」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
在宅療養では、寝たきりの方への点滴や注射など「訪問看護」なしでは考えられず、需要は年々増加傾向にあります。
一方、実際に訪問看護を受けるためにはどうしたら良いのかわからない。
かかりつけの病院やクリニックから「訪問看護指示書」という書面が必要だと知らなかった、という方も少なくありません。
訪問看護指示書とは、様式・書き方を解説【保存版】
ここでは、訪問看護指示書についてお話ししたいと思います。
訪問看護指示書とは
主治医が、訪問看護が必要と判断した利用者について交付する指示書のことを、「訪問看護指示書」と呼びます。
訪問看護を行う場合には必ず、主治医からの「訪問看護指示書」が必要となります。
訪問看護指示書の様式
訪問看護指示書の様式をいくつかご紹介します。
■訪問看護指示書
訪問看護指示書・在宅患者訪問点滴注射指示書(PDFファイル)
一般的な指示書です。身体的な病気を持つ方の訪問の場合、交付されます。
■精神訪問看護指示書
精神科訪問看護指示書(PDFファイル)
精神の病気を持つ方の訪問の場合、交付されます。
訪問看護指示書の書き方
指示書の内容は主治医がそれぞれの利用者の状態に応じて記載を行います。
訪問看護指示書について、良くあるご質問
訪問看護指示書について、良くあるご質問
Q.訪問看護指示書をもらうためにはどうすれば良いの?
A.指示書の依頼は訪問看護ステーションが行います。
Q.訪問看護指示書の交付にはお金がかかるの?
A.訪問看護指示書、精神訪問看護指示書共に料金がかかります。
Q.訪問看護指示書の指示期間は?
A.主治医の判断によりますが、一回の交付で最大6か月までが原則です。点滴注射が必要な場合に交付される「在宅患者訪問点滴注射指示書」については有効期間は7日間となります。
Q.病院に入院中でも訪問看護指示書はもらえるの?
A.入院中、外泊治療で自宅に戻られた場合には訪問指示書を交付してもらい訪問を行うことが可能です。
さいごに
以上、今回は私入江が訪問看護指示書について紹介しました。
主治医が利用者に必要なケア内容を明確にし、地域で医療者が効果的に支援するための大切な指示書であることが少しでも理解して頂けたら幸いです。
セノーテ訪問看護ステーションは、福岡の地域に根差した訪問看護サービスを提供することで、ご利用者様が快適な日常生活を営めるよう支援しています。
ここで紹介した内容以外でも質問やご相談事があれば「セノーテ訪問看護ステーション」へお気軽にご相談下さい。