セノーテ訪問看護ステーションでは、地域社会への貢献の一環として、自殺者をひとりでも多く止めるための支援をしております。
そのために常日頃より弊社の看護師には自殺者の情報、傾向、心理、状態理解、解決方法の勉強会をしスキルアップと地域社会の中でゲートキーパーの役割を担う活動をしております。
●ゲートキーパーとは
自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
参考;厚労省HP
我が国の現状を皆様ご存じでしょうか?2017年では年間21,321人自殺と認定された方がいます。1日あたり58.4人であり、一時間あたり2.4人です。また自殺に関する統計情報をみてみてください。
先進7カ国の年齢階級別死亡者数及び死亡率と事故死亡率(15~34歳、死因の上位3位)
先進7カ国の自殺死亡率と事故死亡率(15~34歳)
第1位 健康問題
第2位 不詳
第3位 経済・生活問題
第4位 家庭問題