新年を迎え皆様いかがお過ごしでしょうか。
気持ち新たに夢に向かって頑張りたいと目標を立てておられる方も多いでしょう。
- 一人暮らしをスタートする。
- 毎日ウォーキングする。
- 資格を取得する。
などなど目標は多種多様あると思います。
今回は夢に向けた目標を達成するためのコツについて3つお伝えします。
日々の看護での関わりをもとにお伝えしていきますので、看護学生の方々の実習や将来の実践の参考にもなればと思います。
①夢を具体的に考える
よく混同しがちですが、「夢=目標」ではありません。
目標は達成するまでの道のりであり、苦労を経験するかもしれません。そのキツイ時に自分を支える希望とするためにも、目標を達成した先にある幸せ(夢や目的)を可能な限り具体的に明確にイメージしておくことが大切です。
しかし、「自分がどうなりたいのかが分からない」「どうせ無理だし」と夢について考えることに難しさを感じる方もおられます。
日々の看護では、対話を通して利用者さまを知るためにも、信頼関係の構築から行っています。
「こんな自分になりたいな」と夢が見つかれば、肯定して一緒に実現を目指します。
②目標を小さな段階に分ける
階段を一段ずつ登っていくように、夢への道のりを小さな目標に分けることで達成しやすくなります。
どんな目標であっても、達成すればもちろんのこと、達成を目指した行動が取れたかどうかも自信へと繋がります。
日々の看護では、利用者さま自身の強みや周囲の環境の強みなどを最大限活用し、ひとりひとりに合わせた目標や計画を協働して立案します。
利用者さまの取り組みに対して都度フィードバックを行うことで、頑張りをみてくれている人がいること、夢に向かって進んでいることの意識づけに繋げています。
③心地が良い体験をセットにする
新しく始めた行動が習慣化するには少なくとも18日はかかるとする過去の知見があり、行動が複雑になるほど習慣化に時間を要するとされています。
習慣化するまではキツイなしんどいなと思うこともあるでしょうが、そのようなマイナスの側面だけでなく、心地よさについても振り返りを行うことで楽しみつつ目標へ取り組みやすくなります。
以上簡単ではありますが目標を達成するためのコツとしてご紹介させていただきました。
ここまで読んでくださった方々が目標を達成し、夢を叶えるためのヒントとして、今回のブログがお役に立てば幸いです。
セノーテ訪問看護福岡東ステーション
寺中祐人