みなさん、こんにちは。コロナ禍の2021年9月にセノーテ訪問看護の沖縄エリア展開とともに、かつてから大好きだった沖縄へ移住し、丸3年を迎えようとしています。
今回は、近年の訪問看護の動向と、我々が特色としている精神科訪問看護についてお話しさせていただきたいと思います。
はじめに、訪問看護とは、「病気や障害を持った方が、住み慣れた地域や家庭で、本人や家族の希望に沿ってその人らしく療養生活を送れるように、看護師などが生活の場へ訪問し、ケアをする仕事です」(神奈川県看護協会HPより抜粋)
国としての在宅医療の推奨や、今までは病院をメインとして働いていた看護師が、地域で生活する方々に対して看護を提供することに対してやりがいを強く感じている等の思考の変化もあり、訪問看護ステーションは年々増加傾向にあります。
病院では、循環器科、呼吸器科、整形外科など診療科が分かれていることが多いですが、訪問看護ステーションは細かい申請などを除けば、医師からの指示書があれば、事業者問わず訪問看護の提供をさせていただくことが可能です。
しかし、ご利用者様の症状や状態、社会的背景は様々なため、ステーションとしての強みを生かしてそれぞれに合った訪問看護事業所が介入をしていくことが、安定した在宅生活を送る上で重要であると私は考えています。
セノーテ訪問看護ステーションは、精神特化型の訪問看護として精神科における上級資格取得看護師や、精神科病院経験豊富なスタッフを揃え、精神疾患をお持ちの方々が住み慣れた地で過ごせることを目標とし、サポートさせていただいています。
また、在宅生活を支援する上での医療機関、関係機関(通所先や相談員など)との連携の大切さや、「調子が良くなってきたので通所する作業所を探したい、障害年金の申請をしたいが申請が難しくて困っている」等のご利用者様からの相談も受け、精神保健福祉士や社会福祉士の資格を取得している相談員を各エリア積極的に配置しています。
「セノーテに繋がって良かった」とご利用者様・ご家族様、地域の関係機関の方々から感じていただけるよう、今後も日々精進して参ります。
セノーテ訪問看護那覇・沖縄エリア中部ステーション
東海林 謙太