今回は眠れない方への関わりについてお話したいと思います。
「普段は良く眠れるのに今日に限っては眠れない」、「ここ最近ずっと眠れない」、「明日は大事な仕事があるから早く寝ないといけないのに全然眠れない」など睡眠でのお悩みは様々あると思います。
「とにかくベッドで横になって体を休めておこう・・・・。」
しかし、横になってみたものの結局眠れないまま寝返りを何度も繰り返し朝を迎えてしまったというケースは少なくないのではないでしょうか?
これは、睡眠心理として、眠れない状態が続くと脳がその状況をインプットする、すなわち脳が「ベッドは眠れない場所」と認識してしまうということです。
普段の訪問や夜間の相談の中で、眠れない方へは「無理に寝ようとせず一度布団やベッドから出てみてはいかがですか?」「温かい飲み物をリビングで飲んでみてはいかがでしょう」「音楽でも聴きませんか?」とお声掛けする場合があります。これは環境を変え、リラックスを取り入れ脳をリセットすることを考えてお伝えしています。
今回は、睡眠心理を例にした一つの関わり方を紹介させて頂きましたが、不眠症(不眠症の詳しい内容はこちら→不眠症とは(種類、原因、症状など) – 精神科に特化した訪問看護【セノーテ訪問看護ステーション】 (bgmgroup.co.jp))やうつ病など重い症状の場合はきちんと専門医に相談して改善することは大切です。「ひょっとしたら自分はそうかも?」と心配をお抱えでしたらまずお気軽にフリーダイヤルにご相談ください。
セノーテ訪問看護福岡東ステーション
入江 正光