「自己効力感」という言葉を聞いたことはありますか?
自己効力感とは目標を達成するための能力を自らが持っていると認識することです。
他人が自分をどう評価しているのかではなく、「大丈夫!自分ならできる」という自分への信頼感です。自己肯定感と似ていますが、自己肯定感はありのままの自分を認める感覚であり、そこにできる・できないという評価はありません。
自己効力感を高めることで、「未来に向けて挑戦する力が持てる」「活動範囲が広がる」「失敗してもまた頑張ろうと思える」「モチベーションがあがる」というメリットがあります。
自己効力感を高めるためのポイント
自己効力感を高めるためのポイントをいくつか紹介します。
- 成功体験 成功する経験を持つことは一番強い自己効力感を得ることができます
- 代理体験 自分ではない誰かが何かを達成したことを見る、成功体験を聞く
- 言語的説得 周囲の人から認められ、言葉での励ましをもらうこと
- 体調や気分を整える 睡眠、食事をとるなど基本的な生活習慣の見直しをする
- 成功するイメージを持つ 人間は頭でイメージしたことが実現するように体が動きます
もしも、あなたが自信をなくし、自信をつけたいと考えておられるなら、以上のようなポイントを参考にできることから一つずつ実践して、自己効力感を育てていきましょう。
とはいえ、これらを一人の力で行うことは決して容易な事ではありません。
自己効力感を向上させる支援
セノーテ訪問看護ステーションでは、利用者さんの力を最大限に生かすことができるようにコミュニケーションを通して、自己効力感を育て向上させる支援を行っています。一人で悩まず、まずは相談をしてみませんか。
セノーテ訪問看護 山口防府ステーション 精神科認定看護師 大塚