高校生活は、1番の青春時代だったと言われる方も多いですが、周りの友達や家族との人間関係に悩んだり、将来のことを考え少しずつ独り立ちしなくてはというプレッシャーを感じる時期ではないかと思います。
無意識のうちに周りと比べたり、思っている自分とかけ離れていることに気づいて焦ってしまうなど悩みも多い中、なにに対しても意欲が湧かなくなる、学校に行けなくなる、食事が摂れなくなるなど心身のバランスを崩してしまうことも多い時期です。
病院勤務していた時、高校生の精神科入院患者さんも目にしてきました。精神科病院に対する漠然とした恐怖心や、うつ病などといった診断を受け自分が病気であるということを認めたくない一方で、治療に励み退院後明るく外来通院している姿を見て、看護師としてとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
家族や友人に悩みを打ち明けることはとても大切ですが、距離が近いからこそ打ち明けられない悩みもあると思います。ご本人から話を聞き、問題点を解決していく方法を一緒に考えることや、家族などに直接伝えられない気持ちを代弁することも訪問看護師の大切な役割の一つです。
精神科と聞くと、怖いな、嫌だなという思いが強い方も多いと思いますが、その先の生活を豊かにするための一つの手段として考えていただき、地域の訪問看護師として皆様の生活をサポートさせていただけたら幸いです。
セノーテ訪問看護ステーション
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