「精神科認定看護師とは何ですか?」の第3回をお送り致します。
第3回は精神科認定看護師の役割の3つ目である「精神科看護に関する指導を行うこと」についてお話させていただきます。
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第1回の「すぐれた看護実践能力を用いて、質の高い精神科看護を実践すること」はこちら
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下記の精神科認定看護師の役割4つのうち、3つ目の指導に関わることが一番多いかと自身を振り返って感じています。
- すぐれた看護実践能力を用いて、質の高い精神科看護を実践すること
- 精神科看護に関する相談に応じること
- 精神科看護に関する指導を行うこと
- 精神科看護に関する知識の発展に貢献すること
精神科認定看護師は院内外で精神科における看護の指導や研修を開催することで指導的役割を担います。
弊社ではおよそ3か月に一度、地域の施設病院スタッフをお招きして各地域で研修会を実施しております。また、週に一度の事例検討会を実施しております。
また、私が以前精神科病院に勤務していた際は、主に新人教育を担当しておりました。そこで精神科訪問看護と大きな違いを感じる点は、「訪問看護のスタッフはチームではなく個人で関わらなくてはいけない」という点です。
現場で起こる状況に対応するために精神科訪問看護の指導は非常に重要だと感じます。
その他にもスタッフのメンタル面のサポートや専門性の高い知識の習得や共有などを行うことで組織の活性化を図ります。
その場で判断を強いられる場面も想定し、教育・指導には一層熱が入ります!!
私が所属しております日本精神科看護協会のホームページには精神科訪問看護の特設ページがありますので興味のある方はそちらも参考にしてみてください。
■一般社団法人 日本精神科看護協会のホームページはコチラから
以上で第3回の記事は終了です。
次回は精神科認定看護師を目指す方のために、概要の4つ目の項目「精神科看護に関する知識の発展に貢献すること」について分かりやすく解説していきます。
ぜひそちらも読んでください。